2011年11月アーカイブ

前回は、「香り」が人にもたらす影響についてお話ししました。
香りは吸収されることにより、脳にダイレクトに働きかけ、リラックスやストレスを感じます。では、この脳が感じるストレスは、人にどのような影響を及ぼすのでしょうか?今回は、ちょっと難しいのですが、このストレスについて勉強してみましょう。

「ストレス」とは、物理的・精神的な刺激(ストレッサー)によって引き起こされる「生体機能のひずみ」のことであり、またそれに対する生体の「防衛反応」のことを言います。
本来は、「ストレッサー」による精神的・肉体的な負担を「ストレス」と呼びますが、日本では、一般に「ストレス」と「ストレッサー」を区別せず、両方とも「ストレス」と呼んでいるため、用語混乱が起こっています。

美肌ブログ現代社会は、ストレッサーでいっぱいです。
ダイオキシン、環境ホルモン、騒音、そして職場など人間関係、子育て、受験問題・・・。
私たちの周りには、心と身体を蝕む多くのストレッサーで満ちています。

ストレッサーは4つに分類されます。
1.物理的ストレッサー・・・・高音、低音、騒音、暑さ、寒さなど
2.化学的ストレッサー・・・・栄養不足、ダイオキシン、大気汚染、化粧品など
3.生理学的ストレッサー・・・病気、睡眠不足、過労、月経、妊娠、病原菌など
4.精神的ストレッサー・・・・人間関係、地位、給与、転勤など精神苦痛


これらにより、不安、不満、悲しみ、怒りなどの心理的ストレスが生じてきます。
美肌ブログ特に、「4.精神的ストレッサー」による心と身体のストレスは、現代病と呼ばれる多くの病気の引き金になっていると言われています。
精神的ストレッサーの多くは、恐怖、悲しみ、怒り、痛み、失望などの情動を介して、自律神経系や内分泌系の機能が働き、その適応反応が変調となり、身体に“ひずみ”をもたらすと考えられています。

ストレッサーに対しての生体の反応(ストレス)は、その大部分が脳の機能に依存しています。免疫も、脳や神経と深く関わっています。
特に、精神的ストレッサーによるストレス反応では、精神的ストレッサー自体が直接ストレス反応を引き起こすのではなく、そのストレッサーの認知と処理により、その人自体に“有害”あるいは“不快”とされたとき、ストレス反応の引き金になります。 つまり、ストレッサーに対する脳の認識と処理次第で、ストレス(反応)が異なるということは、「ストレスを作り出しているのは、実は“脳”である」と言えなくもないのです。

美肌ブログそれはどういうことなのでしょうか・・・
脳はさまざまなストレッサーを受け止め、処理し、身体の隅々に指令を下す情報処理室であり、司令室でもあります。
中でも、外部の刺激や情報を原始的な感覚で受け止め、情報センターの役割を果たす「大脳辺縁系」と、無意識で働く内臓を自律神経系と内分泌系によってコントロールする「視床下部」は、互いにタイアップし、人の身体の諸機関の働きをコントロールしているのです。

話を戻すと、ストレスを感じ取って、心や体にさまざまな影響を与える脳に対して、安らぎを与える『香り』を上手に生活に取り入れていきたいものですね。
次回は、『皮脳同根』と言われるように、脳が皮膚に与える影響についてお話します。


美肌ブログ今回は、「香り」が私たちに与える影響を考えましょう。
「バスタイムでリラックス」とか「アロマでボディーマッサージ」など、香りに関連した商品を多く目にします。
精油(エッセンシャルオイル)は神経を和らげ、こころに安心感を与えると言われています。では、精油はどのように身体に作用するのでしょう?

精油は、実際に身体の各部分をかけめぐって、さまざまな作用をもたらします。
それには大きく分けて、下記の二つのルートです。

・血液を介して、身体の臓器に働きかけるルート(肺・皮膚・経口)

・嗅覚神経から電気信号となって、直接、脳神経に作用するルート(吸入)

この「脳にダイレクトに働きかける」ことが、精油が素晴らしいものである理由のひとつです。精油やその原料となるハーブは、古くから「薬」として扱われてきたこともあり、取り扱いには専門的な知識や経験が必要です。もう一方では、「心地よい香りによって人の心を癒す」という重要な側面も持っています。

美肌ブログ今回から数回に渡って、香りなどが人に与える影響について、シリーズでお伝えしたいと思います。
香り(匂い)は嗅覚を通して、私たちの心や精神をつかさどる「脳」に直接働きかけます。たとえば、コーヒーやレモンの香り、好きな花の匂いなどを嗅ぐと、気分が良くなったり安らいだりしますね。


香りは、鼻腔を通って嗅覚細胞を刺激し、瞬時に電気信号に変わります。そして、記憶・情動・本能の中枢である「大脳辺縁系」と直接つながっています。「好き・嫌い」、「気持ちが良い・悪い」、「危険である・安全である」など、基本的な感情や本能的な反応を生み出しているのが、脳のこの部分です。また、心の病を引き起こす元凶とも言われる、「ストレス」を感じ取るのも「大脳辺縁系」です。
香りを嗅ぐと、「脳内モルヒネ」と呼ばれる快感物質の分泌が促進されます。精油、特に自分の好きな香りを嗅ぐと、そのような物質が脳の中でどんどん作り出されて、ストレスを和らげたり、安らぎや幸福感、精神的な安全を生み出したりすることができるのです。
そうとは言っても、精油を生活に取り入れるのは簡単なようで、勉強をし始めるとちょっと大変・・・と断念してしまう人も。
実は、普段使っている化粧品などにも、安全でピュアな精油が使われている商品が数多くあります。身近なところから取り入れて、キレイとリラックスを手に入れませんか?
次回は、ストレスと脳の関係についてお伝えします。

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<参考>
精油は、薬品の原料となるような強力なものも多くあるので、使用には注意と知識が必要です。

◆ うれしい効能

ネロリ ネロリ(スイートオレンジ) 
鎮静作用、抑うつ作用などがあり、月経前のイライラや精神不安定などを鎮静し、安眠効果も期待できます。女性ホルモンを活性する作用もあるので、更年期障害などに効果があると言われています。

ローズ ローズ
女性に特に好まれ、スキンケアにも用いられるこの香りは、鎮静効果があり、抑うつや神経過敏などに有効とされています。月経前症候群や更年期の諸症状が気になる人にもオススメです。

ラベンダー
心を鎮める鎮静作用や、自律神経のバランスを整える作用に優れていると言われています。リラックス効果が高く、安眠効果があることでも広く知られています。抗炎症作用が高く、皮膚炎の手当てや火傷の応急処置にも使われます。

ローズマリー ローズマリー
消化を促進し、気分を高揚させる苦みをもつハーブです。脳細胞の保護効果があるという報告もあります。リフレッシュ、消化促進、抗酸化、抗炎症、血行促進作用が期待できます。

◆ 注意が必要な場合

妊婦
精油の中には、ホルモンのような働きをする成分を含んでいたり、通経作用のあるものもあります。妊婦の方は、クラリセージ、セージ、ジュニパー、フェンネル、スターアニス、タラゴンなどは使用を避けたほうがよいでしょう。

高血圧・てんかん
ヒソップ、フェンネル、セージなどは使用を避けたほうがよいでしょう。

柑橘系
一般的に光毒性があるといわれています。レモン、ベルガモット、ビターオレンジ、グレープフルーツ、ライム、タンジェリンは、発疹や、紫外線による色素沈着を引き起こすと言われているので、使用には注意が必要です。ただし、スイートオレンジ、マンダリンには光毒性はないと言われています。

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<精油が配合されたオススメ化粧品>
オレンジ
植物原液100%の濃厚ジェル状美容液
ナチュラル100クレヴァージェル オレンジ油 



ノバラ
「女王の庭」の香りのボディ用美容液
ボディミルキィエッセンス オレンジ花油(ネロリ)、ノバラ油